父親に肺癌がみつかった


突然やってきた連絡

2日前の7/2の夕刻、遠方の実家に住む兄(長男)からメールが入っていた。

その日のCT検査で父親に肺癌がみつかった。

転移の確認をするため1週間後に別の病院でPET検査をする。

兄は医者から直接話を聞いていて、医者によると今後の選択肢は以下の三択。

  1. 手術
  2. 抗癌剤による化学療法と放射線治療の併用
  3. 何もしない

「もともと肺活量が少ないので手術には耐えられない。2を選択する予定」とあった。

CTの写真ではピンポン球くらいの大きさの影が映っていて、抗癌剤治療をしたとしても、治ることはない、とのことでした。

いつかこういう日がくると思っていたが、こういう形で今日きたか。

遠くに住んでいても、両親は存在していて、電話でもかければいつでも話ができて、この世のどこかに必ず両親がいるというのは、当たり前のことでした。

無意識には、「ずっと続く日常」と思っていたと思います。

ですが、父は80前。母も同じくらい。極めて健康で何歳まで生きるんだろうなどと思っていたくらいですが、年齢を考えればこの先20年以内には、この日常が終わりを迎える日が必ず来るのだろうな、とは思っていました。

日常と違う状態はどんな風にやってくるのだろうか、交通事故で突然やってくるのか、少しずつボケていって、少しずつ日常が変わっていくのか、漠然と考えていました。

現実としてやってきたその形は、その時から日常がガラリと変わる、「癌の宣告」という形でした。

してあげられなかったことや、いつか厳しい言葉を浴びせたりしたことや、私を優しく育ててくれたことに思いが至ると、涙が止まりませんでした。

治療方針決めるの早くない?

市役所の巡回癌検診の肺レントゲンで影が映っていたらしく、精密検査のCT撮影をその日にしたところだったそうです。そんな経緯があったとは、全く知りませんでしたが。

兄が言う、「抗癌剤治療と放射線治療の併用を選ぶ予定」という言葉に引っかかりました。

抗癌剤といえば癌細胞だけでなく正常細胞も傷つけるもの。抗癌剤で体調を悪くしながら癌と闘う人を、今まで何人か見ていました。

80近くの老人が、抗癌剤治療で延命ってことに、ものすごく違和感を覚えました。

体力がもつか? 何年延命できる? 治療中に普通の生活が送れるか? などなど。

余命次第だけれども、残された時間が少ないのなら、健康でいられる時間を最大限にとって、行きたいところに行ったり、やりたいことをやったり、ということに時間を使った方がよいのではないのだろうか。

そもそも、本人はどう思っているんだろうか。(父親はその日は検査の入院のため連絡がとれませんでした)

なのに、予定が決まっている状態に驚きました。

あらゆる情報を集めて、本人にも選択肢と情報を共有して、決断してもらう方向に

1週間後にPET検査の結果を病院に聞きに行くことになっていて、そのときに医者から最終診断の説明を受け、今後の方針を決めることになるそうです。

専門家の医者に病気と治療方針を説明してもらって、いろんな質問をして疑問点を解消して、納得いく選択をするというのが理想でしょうが、得てしてこういうときは、後になって「あれを聞いときゃよかった」などが出てくるもんです。

やはり、ある程度の予備知識がないと、限られた時間で十分納得できる情報を聞き取れないと思いました。

1週間後までに、素人なりにも肺癌に関する知識・情報をできるだけ集め、本人にもできるだけ正しく理解してもらい、その上で医者との面会に臨み、悔いのない選択をする方向でまとめました。

何を調査して、何がわかったかは、時間の許す限りここに記録していきます。

次回


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