保険適用になったので、スギ花粉・舌下減感作療法(舌下免疫療法)を始めた


花粉症はつらい

花粉症、患っている人は大変ですよね。

最も有名なのは毎年2月~4月に猛威を振るうスギの花粉症。

私は毎年、タリオン(抗アレルギー薬)を飲んで症状を抑えています。これで花粉症期間中の7割方の時間は症状を抑えられています。

ですが、花粉の多い日は効かなかったりしますし、そうでない日でも、突発的に症状が現れたりすることもあります。

症状はいろいろですが、だいたいこんな感じ。

  • 滝のように水みたいな鼻水が出る。鼻の奥に水道の蛇口でもあるんじゃないかと思うくらいです。
  • 鼻づまり。寝ている間の鼻づまりは最悪です。口で息をして喉がガラガラです。痛くて唾を飲み込めないほどです。
  • 目がかゆい。充血する。
  • 肌が荒れる。
  • 基本的にずっと眠い。花粉症の期間中、特に症状が出ていなくても眠さは続いています。

抗アレルギー薬ではこの症状を出ないようにしたり、軽くしますが、花粉症を治すわけではありません。

 

花粉に身体を慣らす、減感作療法

この花粉症のアレルギー症状を治してしまう治療法があります。

「減感作療法」といって、アレルギーの元になっている物質(アレルゲン)を、長期間人為的に体内に取り入れさせて、身体を慣らす方法です。

花粉などのアレルゲンが体内に入ると、免疫機構が外敵と判断して攻撃しはじめるのがアレルギー反応(らしい)です。その結果として鼻水がでたり、目が充血したりします。

普段から身体をアレルゲンに晒して、免疫機構が外敵と見做さないようにするのだそうです。

スギ花粉の減感作療法は、「スギ花粉エキス」を体内に取り込ませて行います。

 

「舌下」減感作療法と従来の減感作療法

ずっと以前から、花粉症の減感作療法は行われていましたが、スギ花粉エキスを「注射」することで行う方法だったため高頻度の通院が必要でした。副作用も激しいものが出るそうです。

「舌下」方式は、舌の下に滴下(しずくを落とす)することで体内に取り込ませます。

ベロの下に垂らして2分間保持するだけで、体内に入るんだそうです。副作用も、注射と比べると出にくく、軽い傾向だそうです。
注射じゃないので自宅でできちゃうし、いいことずくめです。

治療期間は個人差があり、3年~5年は覚悟せよ、とのことです。が、人によっては2~3週間で効果が現れる人もいるそうです。

だったら、みんな舌下にしてしまえば、と思いますが、この舌下用の花粉エキスが「保険適用外」だったので高い治療費がかかり、その治療の実験をしている特殊な病院でしか受けられませんでした。

 

「舌下」減感作療法(舌下免疫療法)は、今年10月から保険適用

今年10月、薬価収載(要は保険適用)されたそうで、めでたく保険適用で舌下減感作療法が受けられるようになりました。

薬価収載されたのは、鳥居薬品の「シダトレン」という薬(花粉エキス)です。

鳥居薬品のシダトレン(スギ花粉エキス)。 写真は2週目用の「濃い」ヤツです。

鳥居薬品のシダトレン(スギ花粉エキス)。
写真は2週目用の「濃い」ヤツです。

新薬なので1回の処方は最大2週間分。平均2週に1回ペースの通院は必要になります。

どこの病院でも受けられるわけではなく、鳥居薬品が指定する学会の講習を受けた医師でないと勝手に処方できないそうです。(厚労省の通知

私の場合、たまたま近所の町医者がこの講習を受けており、治療を受けることができました。

また、花粉症の時期が近づくと新規の治療開始ができないらしく、12月頃が初診を受け付ける最後の時期で、その後は来年のスギ花粉時期が終わった後の半年後まで治療を開始できないそうです。

 

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