保険適用になったので、スギ花粉・舌下減感作療法(舌下免疫療法)を始めた


病院に行ってみた

私のスギ花粉症は酷いし、毎年抗アレルギー薬を大量に飲み続けることに抵抗もあり、治す方法があるなら多少の苦労は構わないと思っていました。保険適用以前から治療法の存在は知っていて、治療を受けられる病院も知っていたのですが、少し遠くて定期的に通うのに難があったので、手が出ませんでした。

保険適用となれば受けられる病院も増えているだろうと思い、近所の病院に電話をかけまくって調べたところ、徒歩圏内に受けられる眼科がありました。保険適用となると、やっぱり違いますね。

早速行くことにしました。

今日の時点で先週と今週で、既に都合2回通院しています。診察や検査など、やったことを先にまとめます。

  • 通院1回目: 診察のみ4,800円
    • 舌下減感作療法の概要説明
    • アレルギー検査:スギ花粉を含む8種のアレルギー検査(スギ陽性が必須)
    • 眼底・眼圧などの初診検査一式
  • 通院2回目: 診察:580円 薬:800円
    • PCでシダトレンのリスク説明、投与方法の説明。10分程度。
    • 「シダトレンスギ花粉舌下液確認チェックシート」チェックと署名
    • 診察・処方箋作成
    • 院外薬局で薬(シダトレン)購入
    • 病院に戻って1回目投薬
    • 30分院内で待機(様子見)
    • 診察(最終)

通院1回目で、スギ花粉アレルギーがあるかどうかを確認し、2回目で薬の処方をして、ついでに目の前で投薬させてアレルギー反応が出ないか様子を見る、って感じです。

アレルギーの副作用への対応に神経を使っているのがいろんなプロセスに現れています。

新薬だし、アナフィラキシーショックが出れば死ぬこともあるし、厚労省も副作用を心配してちゃんとやれって通知しているし、供給者側としては責任が大きいので仕方ないと思いますが、何度も何度も何度も、同じ説明を聞かされるので、受ける方としてはちょっと、ね。

「もうわかったから」「さっき聞いたから」と、言いたくなるのを何度も我慢しました・・・(笑)

通院1回目:

今まで行ったことの無い眼科だったので、当たり前のように初診の目の検査一式をやられてしまいました(笑)

「花粉症の治療なのに眼底・眼圧関係ないっしょ」と思いながらも、目に関わる病気の治療だから眼科にかかったわけだし、目の初期状態を病院として確認しておく必要があるのだろう、と大人の解釈をして勝手に納得しました。

ま、初回なので云々と、検査前に説明してくれるのが一番いいんでしょうけどね。

しかしまあ、1ヶ月前に人間ドックで同じ検査を受けたばかりなのに、私からすると医療費の無駄遣いにしか見えません。診療情報の一元化なんかの改革をすれば、こんな無駄な医療費も削減できるんでしょうけね。

 

アレルギー検査では、その場で20分待てばわかる方法で判定しました。

指先に針を刺し、出てきた血液を吸い取って判定機(多分使い捨て)に乗せ、20分待つと陽性のアレルゲンの小窓に線が現れるという案配です。

小窓は8個あり、8種類のアレルゲンを同時に測定します。8種類は、スギ、動物の毛、ハウスダスト、秋の花粉、等々口頭で聞きましたが忘れました。

私の結果は、スギ花粉のみ陽性、それ以外は陰性でした。

測定器は診療費の項目名では「特異的IgE半定量・定量 8種類 単価8,800」と書いてあります。

 

費用は自己負担(3割負担)分で4,810円。

初診 2,820
特異的IgE半定量・定量 8種類 8,800
B-C 60
スリットM(前眼部) 480
スリットM(前眼部) 後生体染色使用再検査 480
精密眼底(両) 1,120
精密眼圧 820
免疫学的検査判断料 1,440
16,020

1週間ほど間を空けて、2回目の診察を受けました。通院2回目:

名前を呼ばれて診察室に入ると、おいてあるノートPCに今後の治療の説明が流れるので、見るように言われました。

ヘッドホンを付けて見ること10分くらい。シダトレンのリスクと、投与のしかた(毎日少しずつ増量していくなど)の説明でした。

説明が終わってから、「シダトレンスギ花粉舌下液確認チェックシート」という、14項目のチェックシート(重大な副作用が起こることがあることを理解しているか?等)にチェックを入れて、手書き署名。

タイトルには「・・・確認チェックシート」と書いてありますが、何かがあったときには「誓約書」的に取り扱われる文書なんでしょう。覚悟の上で受けるので、即署名。

 

そして診察。

1回目で聞いた説明+PCの説明で見た内容の抜粋繰り返しの上、薬をもらってからまたここに来るように言われて、退出。

 

窓口で処方箋の受け取りと診察料の支払いを済ませ、同じビル内の調剤薬局へ。

調剤薬局では、薬剤師から随分詳しい説明を聞かされました。基本は病院のPC講義の内容と重複でしたが、説明項目のチェックシートを片手に持ちながら、少々不慣れな感じで、説明漏れがないかいちいち確認しながら説明していました。説明は大変丁寧でした。

その薬を取り扱う薬剤師はおそらく、シダトレン専門の講習などを受けているんじゃないかと思います。

薬剤師が説明が大変だったようで、ようやく説明が終わって薬を渡してくれた時には、やっと終わったって顔をしていました。精算していないのに「バイバイ」って感じになったので、こちらから「精算は?」と促してあげました。ハッとした顔をしていました。(笑)

受け取った薬は、最初の2週間分で、100mlの瓶2本です。

最初の1週間分は200JAU/ml、2週目分は2000JAU/mlと書いてあり、後の方が濃度が10倍になってるようです。詳しくは後ろに書きます。

 

薬を受け取り、精算を済ませ、眼科に戻りました。

診察室に入り、医者の目の前で1回目の投与をさせられ、規定どおりのエキスの舌下2分間保持をさせられ、退室。

患者が正しく投与方法を理解しているか、目視確認しているって感じでした。

もちろん、2分間沈黙で凝視されるわけではなく、いろいろと関係することの説明などをしてもらっていました。

副作用が心配される薬ってのは、お互い大変なんですね。

 

その後、待合室で30分、座って待つように指示されました。トイレ退出もダメです。

15分ごとだったと思いますが、看護師のお姉さんが2回、様子をうかがいに来ました。

私自身にはなんら体調に変化は現れませんでした。若干、目の周囲がボーっとして眠気が強まった気もしましたが、前夜寝不足だったし、薬のせいなのかどうかよくわからん、その程度でした。

30分はスマホをいじって時間を潰していました。とにかく待ち時間が多いので、時間つぶし対策はしっかりとした方がよいでしょう。

 

30分後、診察室に入って、医者に体調に変化がないことを告げ診察終了でした。

今後、長い治療生活になるのでお互いよろしく、って感じの挨拶で今日の通院を終了しました。

次回は2週間後です。

診療費 自己負担分:580円(1,930円の30%)

再診 720
明細書発行体制等加算 10
外来管理加算 520
処方箋料(その他) 680
1,930

薬代 自己負担分:800円(2,650円の30%)

調剤技術料 81点
薬学管理料 41点
薬剤料 143点
265点

※1点=10円。

2週間分で1,380円ですが、年額換算で35,880円。3年治療で107,640円。あんまり安くないですね。

3週目以降はプッシュ式じゃないので薬代が安くなるんじゃないかと期待はしていますが。

次ページ:シダトレン(舌下減感作療法の薬)について


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