自宅サーバのシステムHDDセクタ異常発生につき、交換! 2TB→3TB LVM使用 fdisk→parted その3


前回の続き。

結果的にはシステムドライブは移行成功(MBR→GPT)

Linuxの自宅サーバの、システムとして使っているHDDがセクタ異常を出し始めたため、応急処置の上、HDDを交換することにしました。

ところが、旧HDDは2TBのMBR形式(fdisk)、新HDDは3TBのGPT形式に変更しなければならず、BIOSからGPTディスクを起動するという私にとっては未知の領域に挑戦することになってしまいました。

新HDDを2TBディスクとしてMBR形式で使えば、悩む必要も無いのですが、そういう野暮な使い方は私の感性が許しませんでした。

BIOSからGPTディスクのLinuxを起動する方法が、「なんとなくできそう」というところまではわかったものの、なぜうまく起動できるのか理屈が理解できておらず、今ひとつ確信が持てませんでした。

以上が前回までの経緯。

 

その後も調査を続けましたが、いつまで経っても核心持てる情報にたどり着かないので、強行しちゃいました。

結論から言うと、うまいことHDDを旧→新、移行できましたが、grubまわりで手間取り、1時間ほどサーバを停止してしまいました。

応急処置で、197 Current_Pending_Sectorが、1→0になっていましたが、
移行作業完了後、3に増えていました。やっぱり早めの対処が必須です。恐ろしい・・・(汗)

作業概要

大まかに、以下の手順で作業を進めました。

  1. 新HDDのパーティションを切る、pvを作る
    • bios_grubパーティションを作成
    • bootパーティションを作成
    • 残りをlvm用として、50GB~100GB単位で切りまくる
    • lvm用のパーティションに対してpvcreate
  2. lvmを利用してドライブのデータを新HDDに移動する
    • vgextend でVGに新HDDのPVを追加
    • pvmove で旧HDDのPVから新HDDのPVにデータを逃がす
    • vgreduce で旧HDDのPVをVGから除外する
    • 以上を旧HDDのPVの数だけ繰り返し。
  3. 新HDDにgrubをインストール
  4. 新HDDのmenu.lst、fstabを調整する
  5. シャットダウンし、HDDのケーブルをつなぎ替え(新旧入れ替え)、電源投入
    • 旧HDDのケーブルを抜く
    • 新HDDに旧HDDにささっていたケーブルを挿す

すんなり書いていますが、実は、4をやらずに5をやったため、Linuxが起動せずかなり焦りました。

前提の環境

作業に当たっての前提条件は以下。

  • 自宅サーバのスペック:
    • OS : Vine Linux 6.1
    • CPU : Phenom2 x6 1065T
    • メモリ : 16GB
    • HD : 3TB x1 , 2TB x1 , 1TB x1 (システムドライブは2TB)
    • マザー:Giga-byte GA-880GA-UD3H Rev.2.2 (U-EFI非搭載)
  • 旧HDDの状態
    • デバイス名:/dev/sda
    • 容量:2TB
    • 領域確保の方式:MBR(fdisk)
      • /dev/sda1 :boot領域
      • /dev/sda2~15 :lvmで使用。root領域もlvm内。
  • 新HDDの状態
    • デバイス名:/dev/sdd
    • 容量:3TB
    • 領域確保の方式:GPT(parted)
      • /dev/sdd1 :bios_grub領域
      • /dev/sdd2 :boot領域
      • /dev/sdd3~34 :lvmで使用。旧HDDのVGを移行する。

といったところ。

コマンド等含めた作業詳細は次回。(書く時間がなかなかとれない・・・)


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