テレビの画面がチラつく、ブロックノイズが出たので対策:安いブースター設置で改善

DIY
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テレビにブロックノイズが出て視聴できなくなった。(BSだけ)

曇天・雨天時、BSのチャンネルだけブロックノイズが出るようになりました。

拙宅は分譲マンションで、テレビは共同受信です。
マンション内に配線されたアンテナ線に、CATV会社から配信された電波が相乗りしており、壁に出ているアンテナコンセントにテレビをつなぐと、地デジ、BS、CS、見ることができます。

もともと、築30年の古いマンションで構内のアンテナ線が古いためか、信号の伝送能力がイマイチなようで、テレビの受信状態に関するクレームがポツポツ上がっていました。
ついに拙宅でも、曇天・雨天時ブロックノイズがチラチラと出るようになりました。

が、まあそれでも、視聴に支障が出るほどではなかったので、これまでは我慢していましたが、ところが先日、ある豪雨の日、BSのチャネルが全く視聴できない、酷い状態になってしまいました。

受信レベル26で、画面が全く見えません。
ひどいブロックノイズ。 BS1。受信レベル26で、画面が全く見えません。他のBSチャンネルはノイズは出ていないものの、受信レベルは40台と低め。

パナソニックのプラズマテレビ(古い!)の表示で、受信レベル26です(通常40~50)。NHK以外のBSチャンネルも受信レベルは40台と、普段よりは下がっていました。が、ノイズで見れないというほどではありませんでした。

デジタル放送は、ある閾値を下回ると、一気に視聴に耐えられなくなる特性なんでしょう。

一方、地デジの受信には問題はありませんでした。

地上波NHK総合。受信レベル56です。 普段より低いですが、50以上なら問題無いです。
地上波NHK総合。受信レベル56で問題ありませんでした。
普段より多少は低いですが。

おそらく、マンション内共有部のテレビ配線が古く、当時は想定していない高い周波数のBSの信号が減衰しやすいのではないかと素人ながらに推測しています。

悪天候などで共同受信元の信号のレベルが落ちると、ただでさえ減衰しやすいBSの電波は、末端の拙宅では視聴できないレベルにまで落ちてしまっているのではないかと思います。

配信会社(スカパー光)は対応が遅い(だろう)から自力解決を。(単なる愚痴)

以前、ここまでひどくない頃に、マンションの管理会社経由で配信会社のスカパー光に相談したことがあったのですが、まあスピード感のなさにイライラさせられました。
なので、今回はまず自力解決を目指します。

以下、当時のやり取り。(単なる愚痴)
配信会社の「スカパー光」の問い合わせ先を紹介され、直接電話したときのやり取り。

スカパー光 「今、症状がでていますか?」

電話をかけた時には天気が回復し、受信状態も改善していましたので、

私 「今は回復しています」

スカパー光 「では、症状が出ているときにもう一度お電話ください」

・・・メンテにかかる仕事をできるだけ増やさないようにしてるんでしょう。(笑)

こんな調子でした。こういう回りくどいやり取りはエネルギーを消耗するのでいったんは回避します。
(スカパー光の思うツボですが)

ブースター(電波増幅器)をつけることに

受信レベルが低いということは、電波が弱い。なら、強くすればよい。ブースターを取り付けることにしました。

以下、マスプロ電工さんの製品ページ。

屋内型、屋外型、電源内蔵型・分離型、増幅する電波帯域を区別する型、ブースターもいろんな種類があります。

ブースターの選定と設置

ブースターの設置個所 できるだけ上流に

電波(信号)の劣化は元々のアンテナの受信レベルの低さや、配線の質、配線の分岐によって起こります。

また、劣化した信号を増幅するよりは、劣化する前のほうがよりノイズは少なかろうと思われますので、劣化する要素を避けてより上流に設置するのがよいと思われます。

マンションの配線は宅内まで来る前の建物配管内でも、すでに分岐しまくってますが、共有部なので勝手に手を加えられませんので、宅内最上流の、壁のアンテナコンセントの箇所に設置することにします。(まあ、そこしかないでしょう)

宅内のアンテナ配線分岐。 二段回の分岐です。

参考:拙宅内では二段回分岐しているのでその上流に。

「減衰→増幅」より、「増幅→減衰」の順番のほうが、波形が崩れにくい。
「減衰→増幅」より、「増幅→減衰」の順番のほうが、波形が崩れにくい。(はず)

参考:劣化する前の信号を増幅した方がいいと思われる、素人筆者の想像図。

信号が減衰すると波形が崩れやすく、これを増幅しても、崩れたまま増幅されます。

減衰して波形が崩れる前に増幅しておいて、それから減衰する場合は、波形は崩れにくいです。

なので、一般論としては、できるだけ上流側に設置するのがよい「はず」です。

できるだけ上流に設置します。

とはいえ、そもそも壁のアンテナコンセントに届いている信号レベルがブースターでも回復不能なほど劣化していれば、効果はないと思いますが、ま、「賭け」でやってみます。

製品選定

選定の条件。

  • できるだけ安く
  • 屋内設置型(屋外型は防水仕様でデカい)
  • BSの電波だけを増幅する(地デジの劣化はほとんど無かったから)
  • 増幅用電源はBSアンテナ用電源を利用する(ACアダプタ不要)

受信レベルも、高すぎるとよくないそうで、劣化の少ない地デジは増幅しないよう、BSの電波だけを選択的に増幅するものを選びました。

で、選んだのは、日本アンテナの「CS・BSラインブースター CSB-C25-SP」

※2020年追記。この製品は既に型遅れで入手不能になっているようです。上位互換の後継製品と思われるものはこちらのようです。ただし、私はこの製品を使っていませんのでご注意ください。

私の購入価格は2300円。他の製品と比べると、ほとんど最安の価格帯だと思います。

他に2000円を切るものもありましたが、購入者レビューの数が多くあった、こちらにしました。

製品によっては5000円から数万円のものまでありました。

製品の写真や説明書き部分を連投します。

左寄りのスイッチは、チューナーから供給された電源を、ブースターより先(コンセント側)に通すかどうかを選ぶためのもの。 今回の環境は共同受信なのでアンテナへの給電は不要。「切り」にします。
sDSCN3539
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sDSCN3547
sDSCN3548

短めのアンテナケーブルも必要になります。

アンテナケーブル。 ホームセンターでも電機屋でもだいたい売っています。
アンテナケーブル。
ホームセンターでも電機屋でもだいたい売っています。

設置

ま、業者に頼まなくても「自分でできますよ」、という程度の話です。

まずは、設置前の状態。

いきなりUV/BS分岐しています。
いきなりUV/BS分波しています。上はLANのコンセントです。

このUV/BS・CS分波器が刺さっているコンセントが、宅内最上流です。

こいつをはずしてブースターをつなぎます。

分岐器をはずし、アンテナケーブルを差し、ブースターを挟みます。 右端が分岐器。
分波器をはずし、アンテナケーブルを差し、ブースターを挟みます。
写真右端が差し直した分波器。

ブースターの「入力」側をコンセントに、「出力」側を分波器(テレビ・レコーダー側)に接続します。

電源が不要なので、ほんとにコンパクトに設置できます。

アンテナ給電を利用するので、100vコンセントは不要です。

給電

HDレコーダー、または、テレビを「アンテナ給電する」設定に変更します。

もともとアンテナ給電をしている場合は変更する必要はありません。

設定は機種によって様々ですが、拙宅のHDレコーダーはこんな感じ。

アンテナ電源・オン
アンテナ電源・オン

これで、ブースターへ給電されます。

ブースターとHDレコーダーの間にある分配器・分波器によっては、給電をカットするものもありますので、その場合は交換が必要になると思います。

ブースター自身にも「通電」スイッチがあり、ブースターの先の機器に対して、給電するかどうかを選択できます。

ブースターの先にアンテナがなく、給電する必要がなければ、ブースターの「通電」スイッチを「切」にします。

拙宅は必要なので「切」です。

sDSCN3536

給電されると、LEDが点灯します。

給電され、LED点灯。 ブースターが作動します。
給電され、LED点灯。
もうブースターは作動しています。

設置後・受信レベル確認:26→57に改善 ブロックノイズ消滅

これで、数日後、通常ならブロックノイズがでそうな悪天候の日に、テレビのBSの受信状態を確認しました。
ブロックノイズは出ていません。

受信レベルが57。 26→57なので、31改善です! 成功です。
受信レベルが57。
26→57なので、31改善です!
成功です。

結果は、受信レベル57!
ブースター設置前が26でしたので、30程度改善しました。御の字です。
以前の豪雨と同じ条件かどうかはわかりませんが、ブロックノイズが現れなくなったのでOKです。

晴天時には68まで出ました。

一方、当然ながら、地デジの受信レベルは変化なし。BSのみ増幅していることが確認できました。

この後、どんな天気の日でもブロックノイズが現れることはなくなり、大変快適な受信環境を得ることができました。

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