RMA申請から交換品受け取りまで
この記事は、WesternDigitalのHDDの故障・RMA申請から、代替品受け取りまでの経過と手順を記しています。
- 故障・保証確認
- RMA申請から発送まで
- EMS追跡サイトで荷物の追跡
- WDからの発送の確認と荷物の追跡
- 代替品到着・受け取り
こんな流れを紹介します。
結果だけ先に書くと、
交換所要時間: 発送→代替品到着:10/16(水)→10/25(金)の9日間。
交換物品: 2TB→3TBへのグレードアップ。
負担送料: 送りの1,800円。
↓
HDD交換往復8000kmの旅、でした。
突然HDDの異常を知らせるメールあり(自宅サーバから)
ある日(10/10)、自宅サーバ(Vine Linux)から突然HDD異常を知らせるメールが届きました。
対象HDDは、WesternDigital WD20EARSで、2TBのS-ATAです。2010年6月購入で3年4ヶ月が経過したものです。
smartctlでSMART情報を確認したところ、offlineテストでセクタ異常が発見されたことが記されていました。
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always – 1
198 Offline_Uncorrectable 0x0030 200 200 000 Old_age Offline – 1
このあたりです。
これが出始めたら、その後加速度的に不良セクタの数が増えていくことが多いそうで、私の場合もご多分に漏れず、その後の2,3日の間に100を越える不良セクタが発生しました。
自宅サーバのシステムHDDだったため、即座に代替品を注文して取り寄せ、交換作業を行いました。
(交換作業の顛末はこちらの記事に記しています)
交換対処が完了し落ち着いてから、RMAによるメーカー交換保証が効くかどうか、念のため調べてみました。
3年4ヶ月も前に購入したものなので、はっきり言って、全く期待していませんでした。
その時、奇跡が起こった。RMAの保証期限。調べてみるもんです。
このHDD購入日は冒頭に書いたとおり2010年6月19日。
保証期限を調べた日は2013年10月12日。3年4ヶ月が経過しようとしています。さすがに無理とおもいつつ。
WesternDigitalの製品保証のページで、ユーザー登録し、製品のシリアル番号を登録し、保証期限を調べたところ、以下の表示が出現。
なんと、保証期間中でした。
しかも、今日というその日が、3年半に及ぶ保守期間の最終日。こんな奇跡的なことがあるもんなんですね。
この画像にあるとおり、これを確認したのが夜中の1時半。明日から泊で外出予定であるため、取り急ぎRMA申請だけは済ませました。
まさに、ギリギリセーフ。
故障HDDは送る前に内容消去を!
私は、全ブロック0データ上書きをしました。
# dd if=/dev/zero of=/dev/sdd bs=1024MB
/dev/sddは消す対象のドライブです。適宜。
bs=1024MBを付けると、付けない場合と比べて処理時間がかなり短縮されます。
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