投稿者「樟葉 望」のアーカイブ

「BitTorrent Sync」で「Owncloud」を置き換え

同期が遅いOwncloud 、なんとかならんか・・・

以前からDropboxに変わる環境としてOwncloudを自宅サーバに構築し、デスクトップPCとノートPCの「ドキュメント」フォルダを同期させたりなどなど、主に複数端末のフォルダの同期を目的に使ってきました。

やはり、Dropboxのような人様のサーバに大事なファイルを置くことに不安・抵抗があり、Owncloudであれば、それに対しては多少なりとも安心感があります。

ところが、Owncloudは同期が遅い。大変に遅いです。

ファイルやりとりに「webdav」を利用しており、ファイル一個を同期するたびにセッションを起こしているらしく。

1分間に5個くらいしか進みません。同期にかかる時間は、ファイルの容量ではなくファイル数で効いてきます。

例えば先日、訳あって、マイドキュメントのフォルダを再同期する必要があり、Owncloud上のデータを削除し、ローカルPCから再度同期をかけました。なんと、これに要した時間、丸三日以上です。

  • ファイル数 : 18331
  • フォルダ数 : 3586
  • 容量 : 18.5GB
  • Owncloudサーバとの同期時間 : 丸三日以上

もう一つ、私は「紙copi」というHPの取り込みソフトを使っています。これはHPをローカルのHDに綺麗に取り込んでくれるソフトですが、保存先のフォルダをOwncloudで共有しています。(→参考記事:紙copiが復活。紙copi 3。Evernoteから紙copiへの移行にトライしてみた。
ところがHPによっては、1枚で細かい部品含め100個近くのファイルで構成されることもあり、その場合owncloud同期に10分くらいかかってしまうことがあります。

これだけ遅いと、複数同時に更新をかけた場合のコンフリクトも起こりやすくなりますし、ちょっと、実用上厳しいな~と思っていました。

これ、もちろん、LAN(Gigabit Ether) 接続の話です。

 

BitTorrent Sync というソフトがあった! ファイル同期が超高速

そんな折、ネットサーフィンをしていると、BitTorrent Syncなるソフトを発見しました。

サーバ不要で、インターネットに接続さえしていれば、ピアツーピア(P2P)で特定フォルダのファイル同期が簡単にできてしまうというソフトです。

複数の端末で共有することも可能です。

フリーで公開されていましたので、早速試したところ、

  • 導入超簡単!
  • マルチプラットフォーム対応 (Windows、Mac、iPhone、Android、WindowsPhone、Linux)
  • 同期、転送が超高速 (Owncloud比)

前出のドキュメントフォルダをLAN内で同期したところ、数十分で同期が完了しました。
これは、「たまらん」くらい魅力的な速さです。
開発者も転送速度含めて同期の速度にはこだわって開発しているようです。

Owncloudは、デバイス間のファイル同期の機能もありますが、webアクセス(ブラウザ)のインターフェースもあり、全く同じ機能というわけではありませんが、私の利用目的がデバイス間のファイル同期であることを考えると、Owncloudからの「乗り換え」を考えるに十分です。

このソフト、昨年前半にはいろんなところで紹介されていたんですね。全く知りませんでした。

 

BitTorrent Syncとは

BitTorrent Syncとは、特定のユーザ間のみでファイル共有できるソフトなんですが、これをBitTorrentの技術を使って実現しています。

詳しくはこちら→ メインページ動作のしくみ技術仕様

参考記事: GigaZine 「PC同士を直接同期し巨大ファイルも高速転送できるソフト「BitTorrent Sync」」

ポイントを簡単に。

  • サーバが不要です。P2Pで共有・同期します。
  • 同期対象のデバイスは2台に限らず、何台でもOK。
  • アカウント管理も不要(というか、無い)。フォルダ毎に共通秘密鍵を設定し、それを各デバイスに設定するだけ。
  • キーは、「読み取り専用キー」「読み書き可能キー」の2種類です。いずれも20文字。
    • 読み取り専用は「片方向」、読み書き可能は「双方向」、の同期と理解できます。
  • 同期時には、その端末同士が同時にネットに接続している必要があります。
  • HTTPプロトコルを使用するので、ルータからは通常のwebアクセスに見えます。UPnPを使用するので、(UPnPが有効なら)FWの設定変更は不要です。
  • マルチプラットフォーム対応 (Windows、Mac、iPhone、Android、WindowsPhone、Linux)

Owncloudでは、同期させたいフォルダをサーバ上に全て設置し、必要に応じてデバイス側から同期したいフォルダを選択し、サーバに接続して同期をしていました。

BitTorrentSyncでは、そもそもサーバの概念がなく、同期をしたいフォルダ・ファイルを持っているデバイスから、同期が必要なデバイスへ直接同期をかけることになります。

デバイス同士で直接、です。

デバイス間のファイル同期を目的としている私としては、Owncloudの置き換え可能なツールとなります。

 

Owncloudと置き換えは可能か?

Owncloudにあって、BitTorrent Syncに無いものを挙げます。

共有フォルダへのwebアクセス画面

OwncloudにはDropbox同様、webアクセスのUIが用意されています。

OwncloudのWeb画面

OwncloudのWeb画面

ファイルをサーバに置いたまま、必要なファイルを探して閲覧したり、サーバ上に置いたまま編集したりと、シンクライアント的な使い方ができます。

プラグインを追加すれば、pdfやMS-Officeのファイルを閲覧・編集したり、ブラウザベースで何でもできてしまう環境を指向できます。

住所録、カレンダー、ニュース等

他にも、以下のようなサービスもあります。

Owncloudの提供サービス。総合ポータルを指向してる?

Owncloudの提供サービス。Dropboxだけでなく、Googleのサービスの置き換えを指向してる?

Googleの各種サービスの置き換えを意識しているようにも思います。

これらの機能は、Owncloudを使うユーザアカウントの存在がベースにあるので、共有・同期機能に特化したBitTorrent Syncにはありません。

 

結論:ファイル同期機能しか使っていないので、置き換え可能(私の場合)

Owncloudを置き換えた場合、上記の機能が使えなくなります。

私自身は、webアクセスのUIを使うことはほとんど無く、もっぱらファイル同期機能しか使っていませんので、十分置き換え可能です。

ただし、OwncloudのwebUIの可能性の検証は続けたいので、何らかの形で共存する方法も考えてみます。

 

常時同期をさせるには、常時ONの「サーバ」はあった方がよい

BitTorrent Syncはサーバ不要ですが、同期するデバイスが同時にネットにアクセスできないと同期ができないため、すれ違いでファイル同期ができない場合があります。常時ネットに接続しているデバイスがあれば、このすれ違いは回避できます。

ですので、置き換えにあたっては、サーバ的に振る舞う、常時接続・常時電源ONのデバイスを一個設けることにします。

Linux用のBitTorrent Syncアプリ(btsync)がありますので、これを自宅サーバ上で常時起動させればOKです。

WebUIを持っていますので、他のWindowsPCと同様の操作感で操作できます。WebUI用のTCPポート(デフォルト8888)はFWを空けておく必要があります。

Linux版BitTorrent SyncのwebUI画面。Windows版と変わりません。

Linux版BitTorrent SyncのwebUI画面。Windows版と変わりません。

btsyncの常時起動にあたっては、起動権限を一般ユーザにするなど、Linux的な一般的なセキュリティ条件は考慮が必要です。

 

導入

Owncloudのクライアントソフトを起動しないか、同期停止にする

いきなり、Owncloudで共有対象にしているフォルダの置き換えをトライしましたので、Owncloudのクライアントは停止させました。BitTorrent Syncとowncloudの2系統で同期をすれば、当然混乱すると思います。

各デバイスにBitTorrent Syncをインストール

私の場合、これまでowncloudで同期を取っていたデバイスは、デスクトップPC、ノートPC、スマートフォン、自宅サーバ上のitunes専用サーバ、eye-fi連動サーバの5台でしたので、各デバイスにBittorrent Syncアプリをインストールします。

また、前述のとおり、常時起動サーバ(Linux)にもインストールします。

各デバイスにおいて、自動起動するよう、適宜設定します。Linux版以外は、アプリの設定項目の中に「自動起動」のチェックがありますので、それでOK。
Linux版は、init.dに起動スクリプトを書くなど、多少手間が必要です。

共有対象のフォルダのキーを、適宜交換する

共有する対象のフォルダごとに、キーを発行し、共有先のデバイスに設定します。

最初のオリジナルのフォルダのあるデバイスを決め、そこで共有フォルダを設定し、そこで出てくるキーを、うまいこと各デバイスに送って貼り付けることになります。

スマホの場合は画面に出てくる2次元バーコードをBitTorrentSyncで写真に撮ると、キーを取り込んでくれます。詳しくは他の紹介記事に譲ります。

完了、同期開始

ということで、同期を開始したところ、数MB/sの速度で転送が始まりました。数時間後、同期が完了。

極めてあっさりと、owncloudで構築していたファイル同期環境を置き換えることができました。

1万個以上のファイルを持ったフォルダが2,3ありましたが、2,3時間後には全て同期が完了していました。

ファイル数をチェックしましたが、全て揃っていました。

 

各デバイスのBitTorrentSync管理画面を開いて目視した状態で、あるデバイスのフォルダにファイルを新規作成してみました。

作成直後、各デバイスの管理画面に送受信の印が現れ、あっという間に全デバイスに伝達されました。なんか、いかにもP2Pという風情です。

 

※注意点: 最初の同期設定時、同期先フォルダは空っぽがよいようです。

キーをコピーして共有設定する先のフォルダに、オリジナルと同名のファイルがある場合、最初の同期がいつまでも終わらない場合がありました。一部のファイルについて、アップロードとダウンロードを延々と繰り返してしまいます。

最初に共有設定する場合は、共有先のフォルダはまずは空っぽにしておいた方がよいようです。同期先にしか無いファイルがある場合は、いったん待避しておいて、初期同期が完了して落ち着いた後に、同期フォルダに放り込むのがよいと思います。

 

OwncloudのwebUIを活かす(BitTorrent SyncとOwncloudの連動)

半日で、Owncloud環境の置き換えが完了してしまいました。が、OwnlcoudのwebUIから見れると便利なフォルダがあるにはあるため、owncloudとの共存を考えます。

Owncloudのコンテンツディレクトリを直接覗くのはムズい

Owncloudの共有フォルダの実体は、webサーバのコンテンツディレクトリ内にあります。

パーミッションがwebサーバ用に合わせてあることと、暗号化していれば直接アクセスしても中身が見えないこと、仕組みはよく理解していませんが、MySQL等DBMSとも連動しているため、btsyncから直接覗いてファイルをいじるには、少しハードルが高いようです。

Owncloudの外部ストレージ共有機能を使う

Ownlcoudには、外部ストレージをマウントする機能があり、Sambaもサポートしています。こいつを使います。

btsyncの共有フォルダを、直接Sambaで共有
  ↓
Owncloud外部ストレージ機能でマウント

OwncloudのwebUIで閲覧

常時起動のbtsyncを起動しているLinuxサーバに、sambaを導入するわけです。

 

これを実行したところ、あっさり連動できました。

私の場合はOwncloud側からは閲覧専用としたかったため、sambaの共有を読み取り専用にしてOwncloudからアクセスさせました。

sambaの設定を「読み書き許可」にすれば、Owncloud側からの追加・変更・削除もできるようになると思います。

 

今回はこんなところで。

スギ花粉舌下減感作療法(舌下免疫療法)3週目突入

前回はこちら

シダトレンによる舌下減感作療法、3週目に突入

昨日から3週間目に入りました。開始後の2週間は「増量期」といって、身体の反応を見ながら、取り入れるスギ花粉エキスの量を少しずつ増やししていく期間でした。

私の場合、その期間中これといった症状も出ず、無事に通過しました。

昨日からは、毎日一定量のシダトレンを滴下していきます。

3週目以降(増量期終了後の定量期?)のシダトレン。2週間分。

3週目以降(増量期終了後の定量期?)のシダトレン。2週間分。

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少し、飲みにくいです。塑性変形する素材なものだから、フタをちぎって口の上で逆さにするだけでは中身が出てきません。

両手を使って、チューブをしごいて「絞り出す」動作をしないと中身の薬が全て出てきません。

慣れればよい類のものですが、結構面倒です。コスト削減でこのパッケージなのかも知れませんが、イマイチですね。

 

3週目以降のシダトレンの取説。

3週目以降のシダトレンの取説。

torisetsu32

今後はこれを毎日1回舌下に滴下。3年以上。

これから毎日一回、この薬を舌下に滴下していきます。

医者からは最低3年続けるよ、と言われています。

 

特に体調に変化もないので、来年の花粉症の時期までは特に変化はないんでしょう。

次は、何らかの体調の変化があった場合や、花粉が舞い始める時期のアレルギー反応の様子について書いていくことになるのかな。

 

2週間に一度の診察時の、病院での待ち時間が苦痛

診察も30秒ほどで終わるし、薬局でも薬はすぐ出てくるので、これだけなら2週間に一度あってもまあ、覚悟の範囲で我慢できる感じです。

ところが、診察までの待ち時間が尋常でなく、これが苦痛でした。待ち時間1時間半。これではその日は、ほとんど午前中は潰れてしまいます。

この病院は時間予約制がないので、この待ち時間が不可避なんです。

サラリーマンの私は土曜日にしか通院できませんで、これから数年間、2週に一度は土曜日の午前中が潰れてしまう、ってのは結構な負荷です。

この待ち時間の苦痛は、今後の治療効果の出方次第では、継続するかどうかを天秤にかけて考えちゃうくらいの話です。うまい時間の潰し方とか、工夫しないとやってられないですね。

スマホで患者の待ち状況を外から確認できるようにしたりはしてますが(最近よく見かけますね)、それでも周囲で時間を潰さないとならないことには違いないですがね。

 

それでまた、ものすごく待たされてる時は、病院スタッフは結構、患者待たせることに平気な顔しているように「見える」んですよね。

口では一応「お待たせして済みません」とは言ってくれますが、根本的に一人当たりの待ち時間を短縮するための措置はしないし、「だってしょうがないじゃん、患者がたくさん来るのに医者一人なんだからさ」って顔に書いてるんですよね・・・と、「見えます」。

 

いや、これは少し言い過ぎですね。

待たせていることを自覚しているわけだし、申し訳ないとも思っている。与えられた環境の中で、いろいろな工夫をしている。これは確かです。

 

私はサラリーマンで、仕事場では10分刻みのスケジュールで仕事をしています。仕事で関わる相手も同じペースで仕事をしていると思うので、相手の時間に無駄が出ないよう段取りをすることに、ものすごく注意を払います。

その私から見ると、20人ちかくの人々が、病院の待合室でそれぞれ1時間以上、何もせずに待って座っている光景を見ると、とても異様な雰囲気に感じます。こんなのを毎日見ていたら、人に対する何かの感覚が麻痺してしまいそうに思います。

 

20人待たせるということは、時給1000円としても20人で2万円。待合室に常に20人いるとして診療時間が5時間なら10万円。これは社会的ロスです。(その間お医者さんは保険点数を確実に積み上げていって稼いでいらっしゃるわけですね・・・)

患者がたくさん来れば時間がかかるのはシンプルにわかりますし、病院側にも様々な事情があって今の形になっているのだろうとは思いますが・・・

 

それでもなんか、もうまったく改善の余地が無いとは思えないし、私の目からすると、医療業界の人たちって、患者の時間を無駄遣いさせないって観点での改善工夫って、あんまり考えてないよな~って、感じます。供給者本位目線。

たとえば、日曜休診が当たり前だったりしますし。これってカルテルですもんね。

世の中には平日仕事をしている人のほうが多いのにね。

 

というわけで、最後は愚痴でした。この治療、どうなることやら・・・

 

 

父の肺癌は縮小(発見から4ヶ月)。イレッサが効いている?

前回はこちら

肺癌発見から4ヶ月、病巣は小さくなっていた

今年の6月末のCT検査で、父親に肺腺癌(Ⅱb期)が見つかり、その後、月10日ペースで入院治療を続けていました。10月末に再度CT検査を受けて確認したところ、大変幸いなことに、病巣が小さくなっている様子が確認されました。

6月末と10月末の肺の断面比較。左側に見える病巣(右肺)が小さくなっているみたい。

6月末と10月末の肺の断面比較。肺の左側に見える病巣(右肺)が小さくなっているみたい。

主治医の意見は、小さくなっているので、治療を継続したいとのこと。

父親は主治医に全幅の信頼をおいており、その通りにしたいとのことでした。

 

4ヶ月間の治療経過

この間、どのような治療を行ったか記します。

  • 7/5 「親父の肺のCTに癌らしい影が見つかった!」→ 大騒ぎ
  • 7/12 肺癌の診断
    • 肺腺癌。病期でいうならⅡb期。
    • 肺活量がギリギリだし、過去にした別の手術のため、今回手術は困難。化学療法で。
    • 身体に副作用などの負担をかけない、少量抗癌剤治療を受けることに。使う薬剤、量は身体の様子を見ながら調整していくとのこと。毎月1回10日入院して治療していく。
  • 7/29~8/7 初回入院
    • 入院中、ナベルビン10を2回注射。(7日あけて2回。標準規定量の半分以下。)
    • 副作用、一切無し
    • 消炎剤、
  • 9/13~9/17 海外旅行(冥土の土産旅行)
    • ビールが美味しくないと感じた。
  • 9/19~28 2回目入院
    • ナベルビン10を7日おきに計2回注射。
    • イレッサを毎日1錠服用開始(9/20~)
      • 遺伝子検査で、EGFR遺伝子変異陽性とでたため、イレッサを試すことに。
      • その後、イレッサの副作用と思われる、発疹あり。
      • 退院後も自宅で服用継続。
    • 9/25に撮影した肺のレントゲン写真で、「影が薄くなっているみたい」との主治医の意見(?)あり。
  • 10/8 通院
    • 上半身に無数の発疹が出たこと、ビールが美味しくないと感じることを主治医に報告。
    • 肺のレントゲン撮影。イレッサ間質性肺炎の発生監視。
  • 10/15 通院
    • 発疹が消えないので、イレッサの服用中止
    • ビールの味覚異変は既に回復。
  • 10/22~10/31 3回目入院
    • ナベルビン10を2回注射。いつも通り。
    • イレッサは止めたまま。
    • 10/29 CTスキャン撮影
  • 11/5 通院
    • 入院の結果とCTスキャンの画像をもとに診断。
    • 病巣が小さくなっている(との診断)
    • イレッサを再開。1日1錠から、月水金に1錠の「半量」に。
  • 11/5~ イレッサ服用再開(月水金のみ)

 

何が効いているかはわからないが・・・

このCT2枚を撮った、4ヶ月間には、

  • ナベルビン10 6回注射
  • イレッサ 26日分
  • 海外旅行(すごく楽しい体験)

などなど、いろいろやっています。

何が効いて癌が小さくなったのかわかりません。とりあえず主治医はイレッサの効果と考えているらしく、それを継続することになっています。

主治医の治療方針はガイドラインの標準治療とはまったく関係なく、癌の進展を抑えるために、副作用の反応を見ながら効く薬とその適量を探っていくというものなので、QOLに関しては心配していません。

ただ、今思うのは、最初の3,4ヶ月くらいは何もせずに経過観察したほうがよかったかもと思っています。

何もせずに3,4ヶ月放置しその後にCTを撮って、病巣がどう変化したかを見定めれば、その後の治療に効果があったかどうかわかるわけですよね。

癌発見当時は、「すぐにでも治療を開始しないとヤバイ」感覚だったので、何もせず経過観察なんて思いつきませんでした。

父親は高齢だし、そもそも癌が成長してないなら、無治療という選択肢もあったかも知れません。

後の祭りだな~。

 

シダトレンに含まれる花粉の量ってどれくらい? スギ花粉舌下減感作療法(舌下免疫療法)

舌下減感作療法、2週目(8日目)に突入

先週から、スギ花粉の舌下減感作療法を始めています。(前回はこちら

どうしてもスギ花粉症を治したい一念から、マジメに毎日1回、スギ花粉エキス(シダトレン)をベロの下に滴下しています。

最初の2週間は「増量期」で、毎日、倍々くらいのペースで花粉エキスの量が増えていきます。

今日から2週間目に入ったたので、200JAU/mlから2000JAU/mlの10倍濃度のボトルに変わります。

2週目(8日目)から使う、高濃度のボトル。2000JAU/mlと書いてあります。

2週目(8日目)から使う、高濃度のボトル。2000JAU/mlと書いてあります。

ボトル取り付け後。左は1週目(1日~7日目)分で使った低濃度のボトルです。 用済みです。

ボトル取り付け後。左は1週目(1日~7日目)分で使った低濃度のボトルです。
用済みです。

先ほど滴下しましたが、特に症状も出ず。

1週目の最初の3,4日は、滴下後に目の周りがボーっとする感じや、目やにが出てきた感がありましたが、その後は特に体調の変化は見られなくなりました。

その体調の変化も、「そんな気がする」って程度で、シダトレンが原因なのかどうかも自信がないくらいのものです。

 

シダトレンについて 2

いったい、どれくらいの量のスギ花粉を体内に注入しているのか、考えてみました。

最初の2週間は増量期で、シダトレンを以下の量で滴下するよう指示されています。

最初の1週間目

日数 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
滴下量(プッシュ数) 1 1 2 2 3 4 5
薬の濃度(JAU/ml) 200 200 200 200 200 200 200

2週間目

日数 8日目 9日目 10日目 11日目 12日目 13日目 14日目
滴下量(プッシュ数) 1 1 2 2 3 4 5
薬の濃度(JAU/ml) 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000

 

 シダトレン 1プッシュの量を測った。

1プッシュが微量なので、10プッシュして重量を量ってみます。

重量計にシダトレンを乗せて、0gにセット。

重量計にシダトレンを乗せて、0gにセット。

10プッシュ後。-1.2gでした。 つまり、1プッシュ=0.12g。

10プッシュ後。-1.2gでした。
つまり、1プッシュ=0.12g。

10プッシュで1.2gでしたので、1プッシュ=0.12gです。

水より密度は高そうですが、体積を量るのが面倒なので、今回は水と同じ 1g=1ml と見なします。

つまり、1プッシュ=0.12ml

※11/9訂正:0.24mlでした。

10回プッシュする間、ボトルを傾けていてきちんと出ていないのが数回あったようです。きちんとボトルを垂直に立てて再度量ったところ、10回プッシュで2.4gでした。

ボトルを垂直にして再度調べたら、10回プッシュで2.4gでした。

ボトルを垂直にして再度調べたら、10回プッシュで2.4gでした。

なので、以降、2.4gで再計算した値に修正しています。

※11/9訂正その2:鳥居薬品公式サイト情報では1プッシュ0.2ml

鳥居薬品の公式サイトのシダトレンの「用法・容量」の解説の中で、1日目は200JAU/mlで0.2ml、14日目は2000JAU/mlで1mlと記載があります。

つまり、1プッシュ0.2mlと見なして薬を作っていると思います。

シダトレンの密度が水より大きい(1.2倍?)のか、測定誤差か、よくわかりませんが、この記事の結論には大きく影響しませんので記事はそのままにしています。

JAU/mlって、どんな量?

鳥居薬品のページに定義がありました。

[JAU/mL]
アレルギー患者の皮膚試験に基づき日本アレルギー学会により設定された国内独自のアレルゲン活性単位(Japanese Allergy Units/mL)であり、スギ花粉エキスにおいてはCryj1が7.3~21μg/mL含まれるエキスを10,000JAU/mLと表示できる1)。

[Cryj1]
スギ花粉中に存在する主要アレルゲンの一つであり、ヒト皮膚反応活性と相関することが報告されている2)。

Cry j1というアレルゲン物質が、7.3~21μg/ml含まれているのが、10,000JAU/mlだそうです。わかりづらい。だいたい、なんで数値が範囲になってんだ。めんどくさい。

「Cry j1」ってなんだ? と思って調べてみると、日本のスギ花粉の中にあるアレルゲン物質と考えられているタンパク質だそうです。花粉表面にあるんだそうです。

「Cry j2」というのもあって、これは花粉の内部にあるタンパク質だそうで、Cry j1とは別物です。

つまり、シダトレンにはCry j1しか入っていないので、Cry j2だけに反応する人(が、いたとしたら)には効かない薬なのかもしれません。

ちなみに、

  • ml : ミリリットル : 千分の1リットル
  • μg : マイクログラム : 百万分の1グラム
  • ng : ナノグラム : 十億分の1グラム

です。

 

シダトレン1プッシュに含まれる、アレルゲン物質Cry j1の量

シダトレン1プッシュに含まれるCry j1の量を求めます。

以下の2種類の濃度のシダトレン1mlあたりに含まれるCry j1の量は、10000JAU/mlで7.3~21μg/mlなので、

  • シダトレン(1週目:200JAU/ml): 0.146~0.42μg/ml
  • シダトレン(2週目:2000JAU/ml): 1.46~4.2μg/ml

です。で、1プッシュ=0.24mlなので、1プッシュに含まれるCry j1の量は、

  • シダトレン(1週目:200JAU/ml)・1プッシュ : 0.03504~0.1008μg
  • シダトレン(2週目:2000JAU/ml)・1プッシュ : 0.3504~1.008μg

つまり、増量期の初日と最終日での、Cry j1滴下量は、

  • 1日目(200JAU/mlを1プッシュ) : 0.03504~0.1008μg
  • 14日目(2000JAU/mlを5プッシュ) : 1.752~5.04μg

ということです。当たり前ですが、50倍になっていますね。

 

増量後に毎日滴下する「Cry j1 1.752~5.04μg」 は、どういう量なのか

増量期(最初の2週間)後は、増量最終日と同じ量を毎日滴下します。この場合、前の計算では、毎日毎日、Cry j1を1.7~5μg滴下していくことになります。

これは一体どういう量なのかを考えました。

空中を舞うスギ花粉に含まれるアレルゲンCry j1の量は個体差があるそうで、Cry j1で10倍、Cry j2で400倍も違うんだそうです。なので、平均値でいきます。

Cry j1は、花粉1gあたり、300μg~500μgくらいとのこと。参考資料によると、関東のスギは約500μgとあったので、便宜のため花粉1gあたり、Cry j1 500μgとします。

※この論文を参考にさせていただきました「スギにおける花粉アレルゲンの遺伝的変異に関する研究

序論には過去のスギ花粉の研究の経緯などが簡単に書かれていて、それはそれで興味深いです。

つまり、シダトレン14日目(2000JAU/ml 5プッシュ)に含まれるCry j1は、スギ花粉3.504~10.08μg分の量に相当します。

スギ花粉は1粒が12ng(ナノグラム)らしい(参考:林野庁ページ)ので、これで割ると、シダトレン14日目分に含まれるCry j1は、スギ花粉292個~840個分、ということになります。

同様に初日分(200JAU/mlを1プッシュ)も計算できます。

まとめると、シダトレン増量期、体内に取り入れるアレルゲンCry j1は、

  • 1日目(初日 200JAU/mlを1プッシュ) : スギ花粉6~17個分
  • 14日目(最終日 2000JAU/mlを5プッシュ) : スギ花粉292~840個分

に相当する分量、ということのようです。

大気中に飛散する花粉の濃度は、普通の年で1㎥あたり数十個、多い年で数百個だそうですので、花粉シーズンの1㎥あたりの飛散量に相当する量を滴下しているって感じですね。

環境省のページによると、実験で測定したところ、マスクを付けた場合の鼻の中に溜まっていた花粉の数は537個、結膜内の花粉数は460個とのことでした(1日あたりなのかどうか不明ですが、多分1日でしょう)。

つまり、オーダー的にはシダトレンの1日滴下量と、花粉シーズンの1日取り込み量は同じくらい、ということでしょうか

花粉の時期であるかどうか関係なしに、毎日毎日、3年以上、舌下から花粉シーズンと同じくらいのアレルゲンを取り込む、ということのようです。

早くからだが慣れてくれて、花粉症が治るといいな~。

以上、ヒマ人レポートでした。

 

保険適用になったので、スギ花粉・舌下減感作療法(舌下免疫療法)を始めた

花粉症はつらい

花粉症、患っている人は大変ですよね。

最も有名なのは毎年2月~4月に猛威を振るうスギの花粉症。

私は毎年、タリオン(抗アレルギー薬)を飲んで症状を抑えています。これで花粉症期間中の7割方の時間は症状を抑えられています。

ですが、花粉の多い日は効かなかったりしますし、そうでない日でも、突発的に症状が現れたりすることもあります。

症状はいろいろですが、だいたいこんな感じ。

  • 滝のように水みたいな鼻水が出る。鼻の奥に水道の蛇口でもあるんじゃないかと思うくらいです。
  • 鼻づまり。寝ている間の鼻づまりは最悪です。口で息をして喉がガラガラです。痛くて唾を飲み込めないほどです。
  • 目がかゆい。充血する。
  • 肌が荒れる。
  • 基本的にずっと眠い。花粉症の期間中、特に症状が出ていなくても眠さは続いています。

抗アレルギー薬ではこの症状を出ないようにしたり、軽くしますが、花粉症を治すわけではありません。

 

花粉に身体を慣らす、減感作療法

この花粉症のアレルギー症状を治してしまう治療法があります。

「減感作療法」といって、アレルギーの元になっている物質(アレルゲン)を、長期間人為的に体内に取り入れさせて、身体を慣らす方法です。

花粉などのアレルゲンが体内に入ると、免疫機構が外敵と判断して攻撃しはじめるのがアレルギー反応(らしい)です。その結果として鼻水がでたり、目が充血したりします。

普段から身体をアレルゲンに晒して、免疫機構が外敵と見做さないようにするのだそうです。

スギ花粉の減感作療法は、「スギ花粉エキス」を体内に取り込ませて行います。

 

「舌下」減感作療法と従来の減感作療法

ずっと以前から、花粉症の減感作療法は行われていましたが、スギ花粉エキスを「注射」することで行う方法だったため高頻度の通院が必要でした。副作用も激しいものが出るそうです。

「舌下」方式は、舌の下に滴下(しずくを落とす)することで体内に取り込ませます。

ベロの下に垂らして2分間保持するだけで、体内に入るんだそうです。副作用も、注射と比べると出にくく、軽い傾向だそうです。
注射じゃないので自宅でできちゃうし、いいことずくめです。

治療期間は個人差があり、3年~5年は覚悟せよ、とのことです。が、人によっては2~3週間で効果が現れる人もいるそうです。

だったら、みんな舌下にしてしまえば、と思いますが、この舌下用の花粉エキスが「保険適用外」だったので高い治療費がかかり、その治療の実験をしている特殊な病院でしか受けられませんでした。

 

「舌下」減感作療法(舌下免疫療法)は、今年10月から保険適用

今年10月、薬価収載(要は保険適用)されたそうで、めでたく保険適用で舌下減感作療法が受けられるようになりました。

薬価収載されたのは、鳥居薬品の「シダトレン」という薬(花粉エキス)です。

鳥居薬品のシダトレン(スギ花粉エキス)。 写真は2週目用の「濃い」ヤツです。

鳥居薬品のシダトレン(スギ花粉エキス)。
写真は2週目用の「濃い」ヤツです。

新薬なので1回の処方は最大2週間分。平均2週に1回ペースの通院は必要になります。

どこの病院でも受けられるわけではなく、鳥居薬品が指定する学会の講習を受けた医師でないと勝手に処方できないそうです。(厚労省の通知

私の場合、たまたま近所の町医者がこの講習を受けており、治療を受けることができました。

また、花粉症の時期が近づくと新規の治療開始ができないらしく、12月頃が初診を受け付ける最後の時期で、その後は来年のスギ花粉時期が終わった後の半年後まで治療を開始できないそうです。

 

次ページ:病院に行ってみた

台湾にドコモのGalaxyS4。空港で中華電信のプリペイドSIM。

台湾旅行中の通信環境確保

先日、3泊4日で台湾に行ってきました。9月に入って東京は涼しくなりつつあったのですが、台湾はまだまだ暑かった! 日本で言うところの猛暑日続きでした。

暑さでつかれたんですが、食べ物がとても美味しくて、満足でした。

台湾のあちこちで見かける 「鳳凰木」

台湾のあちこちで見かける
「鳳凰木」

 

通信環境は「プリペイドSIM(中華電信)」と「公衆無料Wifi(Taipei-Free)」の二本立てで。

ところで、初の台湾でわからないことだらけなので、旅行中、スマホのインターネット環境確保は必須と思い、少し調べてみました。

昨年、香港・マカオ旅行をしたときは、4Gモバイルルータをレンタルしたのですが、管理が煩わしいのと、5日で8000円と随分高かったので、他の方法を調べてみました。私的にはスマホ1台がネットにつながれば問題無いですし。

  • 公営の無料公衆無線LANサービス:Taipei Free

台北市内は公営の無料公衆無線LANサービスが整備されており、日本国内から事前登録すれば、入国後即利用可能です。
日本語サイトも用意されているので、申請はそれほど難しくありません

  • プリペイドSIM

台北松山空港では中華電信のプリペイドSIMが購入できるため、これも利用可能です。

あと、ホテルは予約時に無線LANが利用できるところを選べば、宿泊時の通信環境も確保できます。

 

この2本立てで準備をしましたが、結果から言うと、後者のプリペイドSIMが空港到着後すぐに問題無く使えたため、公衆無線LANに接続することはほとんどありませんでした。

公衆無線LANのAPも一度は試したかったのですが、結局見つけることができず、試せませんでした。

ホテルの無線LANはまあまあ使えましたが、急に通信が遅くなったりするなど、結構不安定で、ホテル内でもプリペイドSIM通信に切り替えることがしばしばありました。

中華電信のプリペイドSIM、すばらしいです。

 

中華電信のプリペイドSIM、購入方法と設定

先に写真を連投します。

購入方法

台北・松山空港のターミナルビル内で買えます。中華電信のカウンターがあります。入国ゲート通過後です。

台北松山空港の中華電信のカウンター。 プリペイドSIMチップ売り場です。

台北・松山空港の中華電信のカウンター。
プリペイドSIMチップ売り場です。

カウンターに行けば、いきなりプリペイドSIMの価格表を見せられ、どれにするかを聞かれます。わたしは中国語はわかりませんでしたが、片言の英語+ジェスチャーでなんとか。
カウンターのお兄ちゃんも、言葉のわからない旅行者に慣れている風情でした。

台北・桃園空港にも同様のカウンターがあるそうです。

プリペイドSIMは、身分証提示も名前の記入も何もなく、現金を払うだけで入手可能。

中華電信のプリペイドSIMチップ。標準、マイクロ兼用になっています。 丸3日データ通信使い放題、通話50元分込みで、300元(1000円くらい)でした。

中華電信のプリペイドSIMチップ。標準、マイクロ兼用になっています。
丸3日データ通信使い放題、通話50元分込みで、300元(1000円くらい)でした。

無料期間の日数や無料通話時間で、いくつかのメニューがありましたが、3泊4日旅行で通話は不要なので、3日プラン+最小の通話50元分コミのものを選択。300元でした。日本円(1NTD=3.7JPY)でだいたい1000円。

 

設定方法

中華電信のSIMチップ、マイクロSIMチップサイズで取り外しました。

中華電信のSIMチップ、マイクロSIMチップサイズで取り外しました。

ドコモのGalaxyS4に装着。 日本国内でSIMフリー化しておく必要があります。

ドコモのGalaxyS4に装着。
日本国内でSIMフリー化しておく必要があります。

接続設定は至ってかんたん。

写真の通りSIMチップを挿入して、APNを設定するだけです。

端末を起動し、「設定」→「その他のネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「APN」→「+」

で、APN設定を追加します。

編集画面で、APNに「internet」と入れるだけ。他は何もいりません。(接続名は適当に)

APNに「internet」と入れるだけ。他は何も入力する必要なし。

APNに「internet」と入れるだけ。他は何も入力する必要なし。

設定を保存し、設定を有効にします。

あとはもう、あっさりと、ほんとにあっさりと、インターネットにつながっていました。

時々中華電信からSMSが届きます。(無視してましたが)

 

日本で使っている状態とほとんど同じ

実際使ってみた感覚では、特段遅いとも感じませんでしたし、電波はどこでもよく入りました。

日本国内でつかっているのと比べ、何ら遜色なく使えました。

台湾高速鉄道で台北から高雄に移動しましたが、移動中もだいたい問題無く使えました。

データ通信量も、日本ではよくある、1GB、2GB、7GBのような、通信量制限が無いようです。通信量を気にして、わざわざwifiのAPを探す必要もありませんでした。

 

スマホは日本国内でSIMフリー化が必要

ドコモ端末は、特段SIMフリー化を謳っていないスマホはSIMフリー化されていないはずですので、そのままでは中華電信のSIMを入れても動作しません。

旅行前、あらかじめドコモショップに持って行って、SIMフリー化の処理をしておく必要があります。手数料が3000円程度かかります。

LTEは使えません

台湾の携帯の周波数帯は、3G(WCDMA)通信に関してはドコモの周波数帯と一部同じ周波数帯を使っています。3Gは利用可能です。

台湾ではLTEサービスも始まっています。が、日本とはチャネルが違うため、特段の海外LTE対応を謳っていない端末では、LTEは使えません

私のGalaxyS4も、ずっと3Gハイスピードで接続されていました。LTEは一度もつながっているのを見ませんでした。

いずれにしても、端末によって対応周波数帯が違う場合がありますので、要確認です。

 

音声通話の環境(IP電話)

中華電信のプリペイドSIMは、音声通話もいくらかコミになっていて、台湾の電話番号を割り振られて通常の音声通話ができます。通話時間はプリペイドを買うときのコースによります。

ただし、旅行中に通話する先が日本国内が主となる場合は、台湾からの国際電話になりますので、それほど長い通話はできません。

ということで、日本国内のIP電話サービスを契約して台湾に行きました。
IP電話サービスのFusionの「SmartTalk」をスマホにインストールして行きました。

このサービスでは、アプリをインストールして登録すると、月額基本料0円(通話した分の通話料はかかります)で、日本の市外局番050の番号を1つ割り当ててもらえ、通常の電話のような発着信が可能になります。

インターネットにつながる環境さえあれば、日本国内の固定電話、携帯電話に国内料金で発信することもできますし、相手からの着信もできます。

台湾でインターネットにつながっていれば、日本の市外局番050電話を国内にいるときと同じ条件で使えるというわけです。

050番号ですので、通話料は日本国内の通話料金です。国際通話にはなりません。

 

さらに、普段日本国内で使っているドコモの携帯電話(090、080)は転送設定をしておき、転送先をFusionの050番号にしておきました。

そうすると、普段使いの携帯にかかってきた電話が、台湾にいるスマホの050番号に転送され、通話をすることができます。

ただし、転送の電話代は自分持ちになります。(国内の電話料金ですみますが)

 

台湾旅行中、別件で飲み会の予約をしていた東京の居酒屋から、予約確認の電話がかかってきました。

音質は携帯並みとはいきませんでしたので、そこはご注意を。私には許容範囲内でした。

 

今回は、こんなところです。

@nifty v6プラス解除後、v6オプション契約がデフォルトに

@niftyのv6プラス解約後もIPv6(IPoE)利用がデフォルトに

今日、@niftyからv6プラスのサービス仕様変更についての連絡メールが来ました。

これまでは、@niftyのv6プラスを解除すると、IPv6通信が一切できなくなり、IPv6(IPoE)を利用するためには改めてv6オプションを申込みしなければなりませんでした。

改めて申し込んでから開通するまでの間、IPv6通信ができなくなる期間が生じてしまうのが、当たり前だったんですね。→参照

これが今後は、v6プラス解除後も、IPv6通信が継続して利用できるようになるとのことです。解除後、自動でv6オプションが付与されるそうです。v6オプションを外したいときは、改めてv6オプションの解除申込みが必要なようです。

適用は10/1からだそうです。

 

以前に私もv6プラスを解除したことがあったのですが、v6プラス解除後にまさかIPv6通信ができなくなるとは思ってもみなかったため、面食らった記憶があります。

v6オプションはあくまでオプションだったので、「申込みもないのに勝手に付けるわけないじゃん」くらいに考えていたんでしょうかね。

IPv6利用を当たり前の状態にするなら、IPv4でしか通信できない状態をオプション扱いにするべきだったんでしょう。

 

ということで、案内メールを一部転載します。

 

@niftyの連絡メール(一部)

From: ニフティ株式会社 <nifty-support@nifty.com>
Subject: 【@nifty】v6プラスのサービス変更のお知らせ

本メールはv6プラスをご利用いただいているお客様にお送りしています。
※一部申込中、解除中のお客様も含まれる場合がございます。

平素より@niftyをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、v6プラスは2014年10月1日より、サービス内容を一部
変更させていただきます。
変更内容につきましては、以下をご確認いただきますようお願い
申し上げます。

1.変更サービス

v6プラス
▼v6プラスについてはこちらをご確認ください
http://csoption.nifty.com/ipv6/

2.変更内容

v6プラスが解除された場合にも、自動的に「IPv6接続オプション」にて
IPv6通信を提供させていただきます。
IPv6接続オプションのご利用にあたり、お客様ご自身での手続きや設定は
必要ありません。また、IPv6接続オプションのご利用に際し、費用もかか
りません。

IPv6接続オプションが不要のお客様は、お手数ですが、v6プラス解除後、
IPv6接続オプション解除の手続きもおとりいただきますようお願いいたし
ます。

▼IPv6接続オプションのご案内や解除手続きについてはこちらをご確認
ください
http://csoption.nifty.com/ipv6/option/

本変更に伴い、サービス規約も一部変更となります。
2014年10月1日以降の規約については、下記をご確認ください。
http://csoption.nifty.com/ipv6/pdf/kiyaku_141001.pdf

3.変更時期

2014年10月1日

4.本件に関するお問い合わせ

本メールは送信専用となっております。お問い合わせがございましたら
以下リンクよりお問い合わせください。

–省略–

v6プラスでISP事業者の存在価値は・・・

v6プラス関連記事はこちら

ところで、v6プラスは、今となってはユーザのメリットは薄れてきた

v6プラスは、プロバイダの事情で導入されたものの、IPv4のPPPoE接続で1Gbpsの接続速度が得られるため、我々エンドユーザにはメリットがありました。

ところが最近、NTT西日本のフレッツ光ネクスト・隼、NTT東日本のフレッツ光ネクスト・ギガスマートが開始され、通常のPPPoE接続のIPv4でも1Gbpsの接続環境が提供されるようになりました。

となると、v6プラスはグローバルアドレス共有(キャリアグレードNAT)で通信の制限がある分、隼やギガスマートに比べると不利でしかありません。

(HGWの設定が簡単、というメリットはあります)

これからフレッツに契約される方は、はじめからギガ・スマートなどを選べばよいわけです。

 

v6プラスへの素朴な疑問

という背景は別として、v6プラスに対しては頭の隅に素朴な疑問が常にありました。

ISP、いらなくなるんじゃない?

v6プラスは、IPoEのネイティブ接続が可能なVNE(Virtual Netrwork Enabler)という特殊な事業者しか提供できません。

NTTのNGN網の技術的な制約で、現在はVNE事業者は3社しか作れないのだそうです。今後改善して、15社くらいには拡大すると宣言しています。3社は、JPNE、BBIX、インターネットマルチフィードです。(そういえば宣言してから2年も経つのに、拡大したという話をききません)

v6プラスはJPNEのサービスです。@niftyやBiglobeは、VNEであるJPNEの設備を使ってv6プラスを提供しています。

 

今のところ、JPNEはv6プラスをエンドユーザに直接提供していません。あくまでISPへの卸です。

 

v6プラスを提供するのはVNE。プロバイダは単なる契約窓口。

以下は私の理解です。違っていたらご指摘いただきたい。

2014-09-06_105147

v6プラスでは、VNEの機器でIPv4通信を振り分け、インターネットに接続します。

@niftyやBiglobe(ISP)でv6プラスを契約しているにもかかわらず、実際に通信サービスを提供しているのはVNEのJPNEなのです。

ISPは単なるv6プラスの契約窓口なんです。

つまり、IPv6もIPv4もインターネット接続はJPNEにおんぶにだっこ。

ISPの仕事はエンドユーザの獲得、顧客管理、請求です。設備は持たず、サービスだけ提供する。販売代理店のようなものです。

 

v6プラスは金のないISPのIPv6普及促進策

VNEやISPはこの状態をどう語っているか。

総務省の公開情報で、これに関する情報に行き当たります。

IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会

2014-09-06_171359平成21年から開催されている総務省の研究会で、
「IPv6への移行やその普及促進を図るため、行政を含む関係者が取り組むべき具体策等について検討を行うことを目的として」
発足したそうです。平成25年7月の
「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会「第二次プログレスレポート」の公表」
を最後に、このページは更新は停止しています。

キャリア(通信事業者)、プロバイダ、コンテンツ事業者の各社を呼んで各社の取り組みなどを説明させています。出席者の説明資料などは、このHPで公開されており、だれでも閲覧できます

これを読むと、v6プラス導入の目的がIPv6対応のためのプロバイダの負担を減らすこと、ひいてはIPv4アドレス枯渇対策であることがわかります。

JPNEの説明

上記ページの第23回配付資料の、資料23-4、P.5で、v6プラスサービスの開始する理由として、IPv6普及のためであると説明しています。

二重コスト問題:長期間IPv4/IPv6両方の設備維持が必要(トンネル方式・ネイティブ方式共通の課題)
多くのISPがIPv4アドレスの在庫を持っており、IPv6の必要性が低下

→だからv6プラスを提供します

@niftyの説明

@niftyのv6プラスに関する報告は、第24回の資料24-5、P.5からです。v6プラス導入の意図を以下のように説明しています。

IPv6対応のための投資(ダブルコスト)を抑えるたい

→だからJPNEのv6プラスに乗っかります

 JPNEとISPは協調してうまくやっていきます、お役所さん応援してね、って感じですね。

ということで、「v6プラス」という取り組みは、ISPの台所事情を考慮したIPv6普及促進策という位置づけであることがわかります。

1Gbpsの高速通信が副産物であることもわかります。v6プラスを実現したら、たまたま1Gbpsになっただけということになります。

 

ISP事業者数がめちゃくちゃ多いのが気になるが・・・

彼らの言い分は、VNEが設備に集約投資し、ISPは顧客管理とサービス窓口、付加価値の提供にそれぞれ役割特化する、ということです。でなきゃIPv6は普及が進みませんよ、と。

(特に、JPNEはISPが出資しているので、宿命的に棲み分けを目指すしかないですが。)

VNEでの投資集約は規模のメリットが出れば、コスト削減・料金低減につながるでしょう。ユーザの恩恵となると思います。

得意分野ごとに各プレイヤーが効率的に仕事を進めていけばそれなりに合理的な形なのかもしれません。

 

この考えを延長すれば、ISPの業務もVNEに集約してしまえばもっとコストは落ちるはずです。(研究会はあくまでIPv6普及促進が論点なので、この話に至るはずもないですが。)

そうならないのは、餅は餅屋で互いの参入障壁が高いのか、既存の枠組みを壊さない配慮があるのか。

どこのISPも提供しているサービスにそれほどの違いは見えないのに星の数ほどISPが存在できています。競争環境の整備と称した業界保護行政の香りがしなくもない。

そういえば よく考えたら、もともと存在している、一次プロバイダ、二次プロバイダの構造も同じような枠組みですね。

 

いろいろと疑いはあるのですが、日本のインターネット接続料金は世界的に低廉なレベルと言われていますので(確認したわけじゃないですが)、うまくいっているということなのでしょう。

ISPの数だけ雇用が生まれているわけで、日本社会にも優しい。

 

というわけで、私の素朴な疑問に対して現時点では、VNEとISPの機能の特化・棲み分けと理解することにして、目くじら立てないことにします。(笑)

今後のVNE枠の拡大や、他のVNEの動きなども合わせてウォッチしていきたいと思います。

 

それにしても、これからのISPの仕事ってのは、あまり楽しくなさそうですね

 

2014年8月の当ブログへのアクセス状況

今月も順調に伸びました

右肩上がり。中旬の不正アクセス対策でアクセス数が減りましたが、それでも純増でした。

右肩上がり。中旬の不正アクセス対策でアクセス数が減りましたが、それでも純増でした。

前月比で、訪問者数で3割増、訪問数とページビューで2割増でした。

コツはわかりません。(笑) 自分のペースで記事を書き続けているだけです。時々サボります。

8月中旬頃に、不正アクセス対策としてchaina unicomのIPアドレスをブロックした結果、アクセス数が3割は減ったのですが、それでもトータルで純増でした。

 

ところで、8/10と11に特異的にピークが現れています。

この日は、台風襲来で日本の多くの地域で風が強かった日です。

アクセスが増えたのは、当ブログの特定ページへのアクセスばかりでした。このページです。

みなさん、お困りだったようですね。^^

 

対策を打った不正アクセス

毎月このページばかり異様にアクセスが集中していて、ブログ内でのアクセス数トップでした。どのアクセスも、滞在時間は30秒以下。

大量のスパムコメント書き込みも、このページに集中していました。

スパムコメントのIPアドレスを調べ上げたところ、ほとんどが

36.248.*.*~36.251.*.*

の範囲でした。whoisで調べたところオーナーはChina Unicomでした。

他のページへのこのアドレス帯からのアクセスはほとんど無かったので、思い切ってこのアドレスからのアクセスを遮断したところ、そのページへのアクセスとスパムコメントがぴたりと止まりました。

実はもともと、google analyticsでは、このページへの異様なアクセスが記録されて折らず、手元のログと乖離がありました。この対策でこの乖離幅がグッと縮まりました。

 

対策に使ったのはWordPressプラグインの、

All In One WP Security

です。こいつの「Blacklist Manager」を利用しました。

ついでに、不正なログインを監視したり、様々な対策も同時に打つことができました。これはお勧めです。

 

webサーバがapacheの場合、httpd.conf内で

AllowOverride All

としておかないと、うまく動きません。

私のサーバではAllowOverride Noneとしていたため、プラグイン設定適用後にwebサーバが止まってしまい、めちゃめちゃ焦ってしまいました。

ご注意を。

拙宅自宅サーバのドメイン運用環境

ブログのドメイン取得から1年

このブログを開設したのが昨年9月で、間もなく1年を迎えます。

開設とほぼ同時にドメイン(yattemiru.pw)も1年間取得し、更新期限の到来を告げるメールが届きました。

早速更新しましたが、ついでに拙宅ブログサーバのドメイン運用環境や維持費をご紹介します。

格安に抑える方法を検討した結果ですので、少しはお役に立てるのではないかと思います。

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環境と費用

ドメインのレジストラ : みんなのドメイン

yattemiru.pwの年間維持費は850円です。

業界最安かどうかは確認していませんが、最低価格の域だと思います。

プライマリDNSサーバ : 自宅サーバ(フレッツ+固定IP)

セカンダリDNSサーバ : マイハマネット

マイハマネットは無料です。マイハマネットの運用主様が、個人のボランティアとして運用してくださっています。

自宅サーバでDNSサーバを立ち上げる場合、1台1回線が普通ですので、セカンダリDNSサーバがネックになります。これを無料で引き受けていただけます。

以上で、年間850円でドメインを維持できます。要は、ドメイン更新費のみです。(電気料や回線費は別ですが)

数年前まで、別のドメインを10年以上「お名前.com」で維持していました。

.comで2年目以降が3000円/年以上と随分高かったため、こちらに乗り換えました。

お名前.comは巧妙なキャンペーン価格で安く見えましたが、更新し続けていると随分高くなります。現在はもっと安くなっているかも知れませんが、露骨なご新規様優遇の料金体系に不信感を持ってしまいましたので、今後も使おうとは思いません。

 

プライマリDNSサーバも外部で運用する場合

拙宅の環境は、プライマリDNSサーバは自宅サーバとしていますが、プライマリサーバも外部運用する場合でも、無料で利用する方法があります。

MyDNS

ダイナミックDNSサービスですが、固定IPの運用も可能になっています。プライマリもセカンダリもまとめてお任せ可能です。

IPアドレスの通知方法がHTTPやメールなど様々な手段が準備されていたり、ドメイン情報の登録も細やかにできるようUIが工夫されていたりして、大変使いやすいです。

こちらも無料で利用できます。私もしばらくお世話になっていましたが、自分でDNSサーバ運用することにしましたので、いまは利用していません。

 

というわけで、自宅サーバで独自ドメインを運用されている方のご参考になればと思います。